先日は土用の丑の日でしたね。鰻を食べられた方もいらっしゃるでしょうか。私はここ数年1度も食べていない気がします。
そんな鰻ですが、実は天然の鰻の旬は今の時期ではありません。天然の鰻の旬は10月~12月ごろなんだそうです。土用の丑の日に鰻を食べる由来は諸説ありますが、平賀源内が「夏に売れない鰻」を売るために仕掛けたキャンペーンだという説が示す通り、そもそも夏に食べるものではなかったようです。旬でもない時期に人気が出る食べ物とは、ちょっと珍しい気がします。
そんな鰻ですが、近年は数が減って高騰・・・なんて言いながらも気軽に牛丼屋のメニューに並んでいたりと、ちょっと不思議な感じですね。相変わらず完全な養殖技術は確立されておらず、絶滅の危機というのは変わらないようです。かつてアメリカではリョコウバトの肉が大変な人気だったそうです。乱獲が進み、生物学者が「このままでは絶滅します!」と宣言した途端、「今がラストチャンス」と駆け込み需要が発生して瞬く間に絶滅したそうです。リョコウバトの二の舞にならないためにも慎重な対応が必要ですね。
30年後にも「今年の鰻は美味しいね!」なんて言いながら日々を暮らしたいものです。
目黒区・世田谷区の不動産売買・賃貸・管理などは学芸大学駅徒歩1分、プレッサントホームにお任せください!