イグ・ノーベル賞

 気が付いたら9月も半ばになりましたね。毎週更新を心掛けてはいるのですが、珍しく(!?)2週間ほど空けてしまいました。暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になったかと思えば今日は肌寒く・・・と、エアコンも衣替えも追いつかなくて大変です。

 そんな9月半ばといえば、知る人ぞ知る科学の祭典、イグ・ノーベル賞の発表です。本家ノーベル賞のパロディで、人を笑わせたり考えさせたりする独創的な研究を表彰する賞です。日本はイグ・ノーベル賞の独擅場といっても過言ではないでしょう、13年連続で今年も受賞者が出ました。千葉県の大学に勤める渡部茂教授で、紙コップを使って5歳児の唾液量を測定し、1日の総唾液量を調べる研究とのことで、地道な研究ですが、虫歯研究の基礎になっている研究とのことです。

 そんなイグ・ノーベル賞ですが、wikipediaで歴代の日本人受賞者一覧を見てみると、本当にユニークな研究や出来事が並んでいます。個人的イチオシは1997年の経済学賞、なんと、ゲーム「たまごっち」が受賞しています。意外と奥が深い研究から、単純に面白いだけの社会現象まで、受賞者選定の委員会のセンスには脱帽です。

 独創的なことや個性的なこと、日常生活では案外評価されることが少ないような気がします。それを評価する賞の存在って意外と大きいのかもしれません。

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