夏至
先週の土曜日、6月22日は夏至でしたね。夏至とは、北半球では1年で最も昼が長い日です。北回帰線上の都市では、正午に太陽が真上(天頂の位置)にきます。
冬至といえば南瓜にゆず湯ですが、そういえば夏至って何をする日でしたっけ・・・。特に思い出せないのでGoogle先生に聞いてみたのですが、全国的な風習は特に無いようです。日本各地、寺社仏閣では特別な行事をするところもあるようですが。
さて、そんな夏至ですが、“地球1周の距離”ととても深い関わりがあります。地球1周の距離を始めて計算したのは古代エジプトの学者、エラトステネス(実はギリシア人)です。彼はエジプトのシエネという町では夏至の日に井戸の底まで日の光が届く(つまり、太陽が正午に真上に来る)ことを知りました。そこで、自身が住むアレクサンドリアで夏至の正午の太陽の高度を調べ、アレクサンドリアとシエネの距離、太陽高度の差から1周の距離を求めたのです。求めた答えは(諸説ありますが)およそ45,000キロ!地球1周の距離はおよそ4万キロなので、かなりの精度といえるのではないでしょうか。
夏至は3日前に終わってしまいましたが、なかなか沈まない夕陽を見ながら、古代の学者たちの奮闘に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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